民主党政権

小沢一郎という権力者は、日本をどこへ連れて行こうとしているのか? 子飼いの議員や支持者ら600人という大集団を組んで中共を訪問した小沢一郎の姿は、さながら現代の遣唐使、はたまたハーメルンの笛吹男である。

それにしてもこの史上最大規模の大訪中団。あんな異様な絵を当事者の中共を始め、世界各国が見たらどう思うだろうか。
「日本は中国に媚びへつらっている」「日本は中国の属国である」「日本は中国の一部だったか」

民主党の小沢一郎幹事長は10日午前、羽田発の全日空機で北京に向け出発した。

 同党の日中交流事業「長城計画」の一環で、党所属国会議員143人に秘書や一般参加者を合わせて計626人が同行、13日まで4日間滞在する。

民主・小沢幹事長が中国に向け出発 議員ら626人同行 – MSN産経ニュース

普天間基地問題で日本への不信感を募らせているアメリカからはどう見えるだろうか。
アメリカの要求には言を左右にしてのらりくらりと対応し、陰の権力者である小沢一郎は米軍の縮小を公然とくちにしつつ、600人を率いていそいそと訪中する。
私は以前から主張しているとおり、心性的には反米ではあるが、中共よりアメリカは1000倍マシな相手だし、現在の国際情勢下において、日本が戦略的に同盟を結べる相手はアメリカしかいない、というのは理解している。
私は、「日本はアメリカに負けたが、中共に負けなくて良かった」と思ってきた。しかし今や、戦闘終了後60余年。歴史的観点から見ると、100年単位での情報戦において日本は確実に劣勢、中共にはボロ負けしそうになっている。現在の情勢を太平洋戦争になぞらえると、今はすでにミッドウェー戦後のような気がする。

同行した140人からなる小沢子飼いの衆院議員も、恥を知るべきだろう。国内にも問題が山積するこの状況下で、国会も早々に切り上げて「これからは中国の時代ですから」などと阿呆面を下げてテレビカメラにへつらう“選良”達。こういう奴腹を“売国奴“と呼ぶ。こんな恥知らず共を当選させてしまった日本人の民度の低さを憂うべきか、GHQと中共による情報工作の完成度に感心するべきか。

その実態は汚沢チルドレンら民主党国会議員143人を含む総勢600人超が参加する修学旅行である。 民間の参加者はともかく国会議員の給与が税金でまかなわれている以上、この修学旅行には国民の血税が使われている。
 で、売国議員らが北京で何をしているかといえば、胡錦濤とツーショット写真を撮ってもらって嬉々としているらしい。 バーカ。

OVERDOPE <β版> – 汚沢大朝貢使節団

ニュース映像で胡錦涛の前に列を成して、1回あたり1秒程度の高速握手で写真を撮って貰っている600人の間抜けな日本人を見た。上野のパンダかアイドルの握手会かという様相で、とにかく吐き気を催す絵面だった。

大多数の普通の日本人は、よもや日本が中国の属国、保護国になってほしいなどとはみじんも思っていないだろう。しかしこうして時の権力者が勝手なことをするだけで、国が間違った方向へ動いてしまう。中共側もこうして勘違いをする。

習氏の陛下との会見を特例で要請 副主席訪日で中国政府

 中国政府が14日の習近平国家副主席訪日に向けて、所定の手続きを経ずに、天皇陛下との会見を特例的に認めるよう日本側に求めていることが11日、分かった。複数の日本政府関係者が明らかにした。

習氏の陛下との会見を特例で要請 副主席訪日で中国政府 – 47NEWS(よんななニュース)

このまま民主党(小沢)が権力の座に居座り続ければ、勘違いではすまなくなるだろう。

(櫻木)