もう本当に、ここまで非道いと怒りや呆れを通り越してもう、コントですね。笑うしかありません。
国家観も理念もなく、実行力もゼロで、無知不勉強にして、妄想癖と虚言癖のある、憲政史上最低の首相が率いる最悪の内閣。
これに対する諸外国の嘲笑とアメリカのいらだち、国民の間に満ちる怨嗟の声と民主党議員の悲鳴は空を覆い地を埋め尽くさんばかりになっているはずなのですが、当の鳩山首相本人は、どこ吹く風の太平楽。
記者「続投するのか」
鳩山「それは当然のことだ」
輿石「このままでは国会運営が厳しい」
鳩山「そんなに厳しいですか?」
輿石「前にも言ったではないか!」
この期におよんで「そんなに厳しいですか」と来たもんだ。
民主参院に首相退陣要求強まる、小沢氏と再会談へ
首相と小沢、輿石両氏の会談は国会内で行われ、約5分間で終わった。
首相はその後、首相官邸で記者団に対し、小沢氏らとの会談について「厳しい局面だが、国家国民のために3人で力を合わせて頑張ろうという打ち合わせだ」と説明した。「続投を確認したのか」との質問に「それは当然のことだ」と答え、「国民のために働かせていただきたい。初心に戻る思いで頑張る」と強調した。
関係者によると、小沢氏は首相に再会談を求めた上で「テーマは国会情勢と参院選だ」と語った。輿石氏は首相に対し、「このままでは国会運営が厳しい。郵政改革法案も廃案になり得る」と指摘した。首相が「そんなに厳しいですか」と述べると、輿石氏は「前にも言ったではないか」と不快感を示したという。
ここまでの鈍感力を発揮する首相なら、このまま参院選まで居座り続け、記録的退廃のコールドゲーム負け、というシナリオもあり得る。とはいえこの脱税首相が1日でも政権の座に居座り続けるだけで、1日分日本の国益が損なわれるわけで、それは諸刃の剣ではあるんだけれど。
それにしても、「権力の座に居座る気はない」だの、「もし秘書が罪を犯したら私は辞職する」だの、さんざん威勢のいいことを言っていたのは何だったんでしょうね。
と、ここまで書いたら、鳩山辞任の速報が伝わってきました。
鳩山由紀夫首相(民主党代表)は2日午前、退陣する意向を固め、民主党幹部に伝えた。沖縄の米軍普天間基地問題での迷走や、社民党の連立離脱で政権運営が困難となり、参院選への影響も考慮し、退陣はやむを得ないと判断した。
なんだろう、この安堵と失意が混ざったような複雑な気持ち。もしかして、これが、恋…。
小沢も一緒に辞めるそうで、それは良かったんですが(辞めても陰の権力者として居座るかも知れませんが)、これで民主党の支持率がまた上向いたりしても困るんですよね。首相の後釜だって、党内にはろくな人間がいない。
まずは参院選の前に、今後の行方を注視ですね。
あと、退陣する前に、これまでの「鳩山イニシアチブ」とか「鳩山トラスト・ミー」とか、でたらめ放題垂れ流した発言を全て撤回しておいてほしい。
(櫻木)
ようやく終わったか…。
いや、まだ終わらない。
日本の国益にかなった政治を誰がやってくれるのか。
日本の未来は僕たちが輝かせるしかない!