時事問題

日本には、日本でしかありがたがられない食材が沢山あります。その筆頭が、うなぎ、マツタケなどの高級食材です。これらは、外国では普通の魚、普通のキノコに過ぎないのに、なぜか日本では珍重されると言うことで、近隣国の養殖ビジネスの格好の材料となります。特に、うなぎは中国産が有名です。


以前、「中国産のウナギがやばい」という噂を掲載しました(中国産ウナギのヤバすぎる噂 (吉野家は大丈夫?))が、実際にヤバいもんはヤバいようです。

以前、福建省でウナギの養殖をしていた男性と話をしたことがある。
「どうして、うなぎの養殖を始めたの?」
「そりゃー、日本人はうなぎが大好きだし、うなぎの養殖をやれば儲かるのさ」
「ノウハウもないのに、大変でしょう。」
「大丈夫だ。薬を使うから、病気にはならないよ」
「どんな薬品を使うの?」
「稚魚のうちは病気になりやすいので、ホルマリンを何缶も使うんだ。そうすると、病気にならず、大きくなる。」

業者から言われるがままに薬を使用していたようだが、彼にとっては、薬品の人体への影響や害を考える以前に、手っ取り早く儲けるほうが大切なようで、私はその光景にぞっとした。
(Will8月号「危ない食品、危ない薬品」宇都宮慧)

今月号のWiLLは、総力大特集「この無法な国、中国」として、中国のデタラメや悪事、欺瞞が丁寧に論証されていて非常にためになる内容でした。冒頭に挙げたのは、うなぎについて中国の養殖業者が語っている内容ですが、シナの食品生産現場なんて、万事がこの調子です。

この背景には、伝統的な拝金主義ももちろんですが、市場経済によって行き詰った国有企業がなりふりかまわぬ生き残り策に出ていることや、日本のように社会保障制度が無いため、民衆もなりふりかまっていられないという現状もあるようです。

さてこの特集で出色なのは、ウワサではなく、実際に毒物が検出された食品のリストを公表しているところ。ウワサや消息情報ではなく、日本で食品衛生法違反として輸入が禁じられた食品のリストです。これは、中共政府のサイトでも「日本が輸入不許可した食品一覧」として毎月更新されているそうです。

記事によると、例えば…。

  • カキフライ
    下痢性貝毒 0.1MU/g検出 (神栄株式会社)
  • はちみつ
    成分規格不適合(クロラムフェニコール0.0006ppm検出) 北貿易株式会社
  • えだまめ
    成分規格不適合(大腸菌群・陽性) 株式会社ニチレイフーズ
  • 養殖活うなぎ
    成分規格不適合(ロイコマラカイトグリーン0.004ppm検出)株式会社丸翔
  • 乾燥裏白きくらげ
    成分規格不適合(ビフェントリン0.11ppm=生鮮換算)株式会社トーカン
  • 蒲焼きうなぎ
    成分規格不適合(ロイコマラカイトグリーン0.059ppm検出)伊藤忠フレッシュ株式会社
  • ウーロン茶
    成分規格不適合(トリアゾホス0.07ppm検出)東元通商有限会社
  • 蒲焼きうなぎ
    成分規格不適合(セミカルバジド0.001ppm検出)日本水産株式会社
  • うなぎ蒲焼き
    成分規格不適合(ロイコマラカイトグリーン0.007ppm検出)東商事株式会社

(今年4~6月に輸入された中国の食品の食品衛生法違反事例)

こうして見てみると、意外と大きい会社、よく知られた冷凍食品の会社なども当たり前のように含まれていることに気が付きます。しかもこれはごく一部を抜粋した記事のうちの、さらに一部を抜粋したものにすぎません。(続きは『WiLL』を買ってください)
さらに、4~6月の3ヶ月間に違反があった輸入食品事例320件中、94件は中国の事例なんですよ。
そしてやっぱり多いうなぎ事例。

それでもあなたは中国産の安い食品を食べますか。

(櫻木)