内閣改造とNHKの報道姿勢

内閣の改造人事が発表されました。「改造人事」という字面を見ると、ついつい「改造人間」を連想してしまいますが、それはさておき。

首相(自民党総裁)は内閣改造に先立ち、党幹部人事を行い、幹事長に麻生太郎前外相、総務会長に二階俊博前国対委員長、政調会長に石原伸晃前幹事長代理をあてた。国対委員長には大島理森元農水相、幹事長代理に細田博之元官房長官、選対総局長に菅義偉前総務相を起用した。

安倍首相は自身のセールスポイントといわれる外交・安全保障政策を担う閣僚に、いずれも派閥領袖である町村信孝氏(外相)、高村正彦氏(防衛相)をあてた。留任する伊吹文明文部科学相、党三役に起用された麻生、二階両氏とあわせて、自民党の9派閥のうち5派閥の会長が、閣僚や党役員に就任した。
「安倍改造内閣、重厚な布陣に 挙党態勢の構築目指す」政治も‐政局ニュース:イザ!

各派閥の人を入れたり、批判してきた舛添氏を入れたり、ベテランを多く起用し、なかなか安定感のある面子ですね。色々と考え抜かれたのでしょう。(国土交通相に公明党が居座るのだけは勘弁してほしかったものですが)

それにしても、夜のNHKニュースに麻生大臣が出演していたからしばらくインタビューを眺めていたのですが、共産党や社民党が「これで人事一新と言われても…。追い詰められた自民党が、挙党体制で内閣を作ったようにしか見えない」とか言ってて椅子からずり落ちました。

えーっと。批判の矢面に立たされて窮地に立ったからこそ、政権の維持のために党を挙げて優秀な人材を集めた内閣を集めることの何がいけないんでしょーか。

それに加えて、NHKのアナウンサーも非道いものですね。

――麻生さん、首相は「人事一新」とおっしゃっていますが、この内閣で、「人事一新した」という風に見てもらえる、国民の期待に応えていけると思ってるんですか?

どうですか、この嫌らしさ。誘導質問の形を取った単なる批判意見。
それに対して
「まあ、顔だけ見てそんなの分かるわけないんだから。知らない顔だって多いだろうし。これからの結果を見てもらうしかないんじゃないですか。」
と実に真っ当な返事をする麻生大臣はいいですね。

それと、ずっと気になっていた違和感の招待がようやくわかりました。このアナウンサー達は、最後まで大臣を「麻生さん」「麻生さん」と呼んでいるのですね。井戸端会議ならともかく、わざわざ中継でインタビューに答えてくれている一国の大臣に向かって「麻生サン」はないんじゃないでしょうか。友達なのか? 「麻生大臣」とか大臣閣下とか呼べないんでしょうかね。

(注:このときすでに幹事長就任後だったので大臣ではない)

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コメント / トラックバック 2 件

  1. 徳保隆夫 Says:

    夜のニュースなら、辞表を提出し、後任が認証された後ということになりますので、麻生「幹事長」とするのが適当かと思います。内閣発足日の夜は新内閣の初閣議があるなど、新任閣僚は忙しいですから、幹事長が各社の中継に出ることが多いようです。

  2. 朱雀 Says:

    あ、そうか、そうですね!時間的にはすでに就任後でした。主張の骨子は変わりませんが、修正の必要ありですね。

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