時事問題

8月15日は、終戦記念日と言うことになっています。この日は玉音放送によってポツダム宣言の受諾(=日本軍武装解除、戦闘の停止)が発表された日でした。しかし、日本を護るための戦いは、それ以降も続いていたのです。

例えば占守島の戦い。8月18日未明、北方領土に侵攻してきたソ連軍を、占守島の防衛部隊が撃退した戦いは、本土防衛戦における最後の勝利でした。

インドネシア独立戦争。戦争終了後の1945年から1949年まで、オランダを相手に戦われたこの戦いに、2000人以上の日本人が参加しました。

占守島の戦い

北海道の占領を目指したソ連軍を迎え撃ったこの戦いは、今日8月24日に日本の勝利で終わりましたが、勇士達はシベリアに抑留され、極寒の強制労働で多くは命を落としました。しかも帰国した生存者を迎えたのは、世間の無関心でした。彼らの功績なしには、北方四島のみならず、北海道までもソ連領になっていたかもしれなかったのに、です。
8月18日~24日。占守島の戦い。現代の日本人が決して忘れてはならない戦い、忘れてはならない島、忘れてはならない日です。

占守島の戦い ~北海道を守った男達~ – 朱雀式

インドネシア独立戦争

その後、9月2日には戦艦ミズーリ号上で停戦協定の調印式が行なわれましたが、さらにそれ以降も「大東亜戦争」は継続していました。

インドネシア独立戦争がそれです。2000人以上の日本軍将兵が、インドネシア独立戦争を共に戦うために現地に残り、その多くは戦いに倒れインドネシアの土となりました。

インドネシア独立戦争の記憶 ~インドネシアはなぜ親日か~ – 朱雀式

こうした隠れた歴史を風化させず、学校教育で、8月のTV特番で放映すること。現代の日本の豊かさが、日本を護った先人達の労苦の上に成り立っていること、大アジアの独立と繁栄に、日本がどれだけの貢献をしたか日本の若い世代に伝えていくことこそが、真の平和教育なのだと思います。

(櫻木)