国際関係

昨日11月23日、朝鮮半島西部の延坪島にて、南北朝鮮が互いに砲撃をかわし、民間人を含む被害者が出た。
朝鮮戦争は現在でも継戦中であり、久々に戦闘が再開されたということも出来る。北朝鮮としては金の三男が将軍になったことを内外にアピールする「お披露目デビュー戦」のつもりでもあるのだろうか。

いずれにせよ、地政学的に目と鼻の先である日本にとって、これは単なる対岸の火事ではない。半島情勢の安定に向けて、政府には慎重な舵取りと、いざというときのために万全の備えが求められる。

のだが…。どうよ、これ?

民主党幹部 「北朝鮮の砲撃、民主党にとって神風だ」

民主党の衆参両院の国会対策委員長らが23日夜に会談し、2010年度補正予算案の週内成立を目指す方針を確認するとともに、北朝鮮と韓国による砲撃戦の国会への影響について協議した。

(中略)
出席者の1人は、「日本周辺の情勢が緊迫する中で、仙谷官房長官らに対する問責決議案を 提出すれば、野党が非難される。決議案の提出は困難になった」という見方を示した。 別の民主党幹部は、「北朝鮮の砲撃は民主党にとって神風だ。 公明党は問責に、 より慎重になるのではないか」と期待感を示した
民主党幹部 「北朝鮮の砲撃、民主党にとって神風だ」

なんと言う太平楽。ハハッ、のんきだねっと。
こいつら、自分達の保身のことしか考えてない。

(※民主党幹部…この中のうちのどれかです。)

羽田 孜 / 渡部 恒三 / 江田 五月 / 菅 直人 / 石井 一 / 山岡 賢次 / 岡田 克也 / 玄葉 光一郎 / 鉢呂 吉雄 / 齋藤 勁 / 輿石 東 / 平田 健二  羽田 雄一郎 / 土肥 隆一 / 滝 実 / 渡辺 周 / 長浜 博行 / 横光 克彦  大塚 耕平 / 山根 隆治 / 枝野 幸男 / 仲野 博子 / 川口 博 / 武正 公一 / 田中 けいしゅう / 松宮 勲 / 古本 伸一郎 / 岸本 周平 / 川上 義博 / 武内 則男 / 川内 博史 / 中野 寛成

韓国では軍民合わせて死傷者が出ているのに、そのことに対する配慮はゼロ。

北朝鮮が暴発したら、日本にも被害が及ぶかもしれない、大規模な戦争になれば巻き添えを食らう可能性もある。それなのに「これで民主党への問責決議も流れるだろう」って。
国を守ることに対する責任感、ゼロ。国防意識、皆無。

そもそも『神風』というのは、元寇(蒙古、朝鮮連合軍)と全力で戦った日本に味方する形で吹いた風のことであり、大東亜戦争時には、それにあやかって身を捨てて敵艦に体当たりした若き飛行兵達が名づけられた特別攻撃隊のことである。 日本国民の存亡の危機に対する天佑神助の象徴として、先人達がその思いを託してきた言葉なのだ。

それを、売国民主党ふぜいが、「自分達への追求が止むからありがたい」等というどうしようもない理由で、しかも朝鮮人同士の殺し合いをありがたがって『神風』と呼んでみせる…。

笑えない冗談は「国民の生活が第一」だけで充分である。

さすがにここまでズレてると、本気で精神鑑定でもしたほうがいいんじゃないかと心配になってくる。

マスコミは、こういう発言をこそ「問題発言」としてもっと取り上げるべきだろう。森元首相「神の国」発言どころではない。
そして、「民主等幹部」ではなく、誰がこんな暴言を吐いたのか明らかにし、厳しく追及していくべきだろう。それが権力の監視、国民の知る権利に応えるという、マスコミの本来果たすべき役割のはずだ。

(櫻木)