教育問題

この度、「お正月ニッポンプロジェクト」が小学生の子どもをもつ日本人の母親及び外国人の母親とその子ども各200組、計400組(全て日本在住)に対し 「自分の国の文化に関する意識調査」を行ったところ、日本人の母子と外国人の母子との間では、自分の国に対する意識や文化に対する認知度に大きく差がある ことがわかりました。
1.自分の国を「かっこいい」と思う日本人の子どもは少ない!?
自分の国を「かっこいい」と思っている日本人の母親の子どもは15%
対して外国人の母親の子どもは46%と約3倍

2.自分の国を「とても誇りに思う」ポイントは?
自分の国をとても誇りに思う日本人の母親は33%、外国人の母親は45%
“誇りに思う部分”の1位は、日本人の母親「季節ごとの慣習」(68%)、
外国人の母親「歴史や伝統」(70%)。
また、“国民性を作るもの”として、日本人の母親、外国人の母親双方とも「文化」が5割以上を占め1位。

3.日本の文化の代表「お正月のいわれ」の理解はどの程度?
自分の国の年中行事のいわれを自分の子どもにきちんと説明できる母親は
日本人8%、外国人56%と約6倍

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【調査概要】
●調査方法 :インターネット調査
●調査期間 :2012年9月11日~9月19日
●調査対象 :日本在住の小学生の子どもをもつ日本人の女性とその子ども 200組/
小学生の子どもがおり、3年以上日本に在住している外国人の女性とその子ども 200組
●調査設計・実施 :お正月ニッポンプロジェクト
「お正月ニッポンプロジェクト」”

日本をかっこいいと思う子供が少ない理由は何か?

このアンケートは、運営母体が「お正月ニッポンプロジェクト」という、お正月文化やおせち料理の保存活動を行なっている団体なので、最終的に「母親に、お正月の云われをきちんと認知させていこう」という若干ずれた結論になっているが、アンケート自体は興味深いものである。
結果として、アンケートに答えた日本の小学生のうち、「日本をかっこいいと思う」子供が15%しかおらず、また「日本を誇りに思う」母親が33%しかいなかったというのは大問題だ。

筆者は、問題は「お正月の云われ」ではなく、戦後教育にあると見ている。

教育を完全に建てなおさなくてはならない

学校では、まず強制ではなく国旗、国家への敬意と忠誠とを教え、日本が萬葉一統の天皇をいただく世界で最も長く続く国体であることを教える。
歴史の授業では、日本の国づくりの神話のダイナミクスと、歴史とのつながりをきちんと教える。
近現代史を教えるときには最新の注意をはらい、自虐史観を排し、日本が列強からの圧力をどのように跳ね除けて富国強兵の道を歩み、大東亜戦争で日本人がいかに勇敢に戦い、植民地支配のない新しい世界が誕生したかを丁寧に教える。
もちろん、こうした教育方針を妨害するイデオロギー教師は教員免許更新時に排除する。

自虐教育、日教組教育の毒が回っている

小学生たちが受けている教育もさることながら、現在30歳の母親世代が受けた教育もまた、日教組によって毒された自虐教育である。果たして、日本は劣った国、戦争犯罪国家、と学校で繰り返し教えこまれて、日本を誇りに思うことができるようになるだろうか?

教育は国家百年の計。今の世代がぐらついているのは、70年前にGHQによって破壊された公教育のせいである。
この崩壊を防ぎ、かつ立て直すには、また少なくとも100年単位の時間がかかる。
日本がはじめて体験する国家的敗戦が残した傷は、それだけ深かったのだ。
まだ、日本の戦後は終わっていない。

中学生向け解説

中学生には、話はもう少し単純だ。
彼らには次のように教えておけば「日本、かっけぇ…!」となることは間違いない。

「世界的に有名なメガロポリスの中心に神聖不可侵の巨大な森がある。
その森にはその国の最高司祭が住んでいて、国民の安寧と世界平和を祈願している。
司祭は同時に神代から連なる世界最古の王家の末裔であり、世界で唯一の皇帝でもある。
伝説の3つの宝物は『神器』と呼ばれ、それぞれが霊的な古い聖所で固く守られ表にでることはない。

司祭の住む巨大都市そのものもその成立時において、何重にも念入りにある呪術者が守りを固めた人工魔法防御都市である。
その魔法は空前の規模で、もはやこれほどの術を施された街は術の発祥の国にさえない。

これが東京、日本の首都である。」

(櫻木)