オーストラリアと捕鯨問題

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オーストラリアの反捕鯨運動に対して、とある日本人が作成した反論ビデオが話題になっている。

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「捕鯨問題」について、オーストラリアがなぜあそこまで激しく、日本への常軌を逸した抗議を執拗に繰り返すのか、実は僕にはよく分からなかった。

「殺し方が残酷だから問題なのか?」

モリを打ち込む鯨漁の方法が気に食わないのだろうか。だが現在では、最新技術によって、なるべく苦痛を減らし、短時間で絶命するようになっていると聞く。それに、完全に残酷でない殺し方などない。オージービーフはどうやって工場に並ぶ? そして無意味に殺されるディンゴやカンガルーは? 冒頭のビデオにも紹介されているが、カンガルーの子供を車に打ちつけて殺す方法は、なんと政府が推奨しているのだ。カンガルーの殺し方の豪政府指針

「絶滅の恐れがあるから問題?」

例えばミンク鯨は数十万頭が生息していて、2006年に日本が捕獲したのは700頭。ノルウェーが546頭だった。絶滅の恐れは全くない。
それどころか、鯨が餌とする魚は人類も食べる魚であり、海洋生態系の頂点である鯨を盲目的に保護し続ければ、日光の鹿害のような現象が、地球規模で起きる可能性もある。

「イルカやクジラが餌として食べている魚介類の量は,世界の海面漁業生産量の3倍から5倍にのぼる量である
鯨と捕鯨、宣伝と迎合 – Lucablog

「鯨は知能が高いからかわいそう?」

イルカも鯨も、牛も豚も、哺乳類は基本的に知能が高い。カンガルーだって賢くて可愛い。
そもそも、鯨やカンガルーどころではなく、同じ人類であるはずのアボリジニーを、イギリスから移住してきた白人は「ハンティング」と称して虐殺し、人口を10%にまで激減させた経緯があるが、それは「かわいそう」ではないのだろうか。

「日本人は鯨を食べてはいけない?」

同じく捕鯨をしているノルウェーの国旗を侮辱したり、テロリストの船を差し向けたりはしていないようだ。

結局、捕鯨問題は隠れ蓑で、彼らが骨の髄までレイシスト…人種差別主義者であるがゆえの攻撃なのではないか。そんな気がしてくる。

このCMを見てくれ。こいつをどう思う?

冒頭のムービーでも紹介されているが、これはオーストラリアで堂々と放映されているテレビCMである。

1.日本料理屋(風の店)に、一人の太った日本人(風の男)がやってくる。
2.日本人(風の)男「オイ!鯨体験フルコースデス!
3.日本人(風の)店員「カシコマリマシタ
4.男にモリが撃ち込まれ、絶命。
5.字幕「私たちの鯨が苦しみながら殺されています。虐殺を止めよう。」
6.「鯨保護ビールだけを飲もう!

完全に狂っている。このCMは、オーストラリアで人気の高いキリンビール系のビールのボイコット運動だそうだ。なんともはや、さすがの民度である。犯罪者・くいつめ者の移住国家、アボリジニー大虐殺の末裔たちは、現代に至るも筋金入りの差別主義者、危険思想の持ち主ばかりか。これが問題にならないと思っているのだろうか?

実際に2005年には、シドニーで大規模な暴動があり、多数の中東系移民が暴動を受けた。たったの3年前である。オーストラリアの「白豪主義」は、現在に至るも全く変わっていないのだった。

オーストラリアの反捕鯨運動は、根底に人種差別意識と日本への悪意があり、おそらく、ことによるとシナの反日運動と同じく、国内の問題(経済、人種摩擦等)から意図的に目をそらすために行なわれているものなのではないか、とさえ思えてくる。

あるいは、日本の鯨食が復活すれば、オージービーフの輸出は致命的な打撃を受ける。それを恐れての政府の扇動だろうか。

いずれにせよ日本は、こうした悪意ある侮辱に対して沈黙するべきではない。特に、国旗に対するここまでの侮辱というのは、国際的には完全に喧嘩を売っているということになるはずだ。

オーストラリア人よ、人様の国の食文化に難癖をつける前に、カンガルーとアボリジニーの血で汚れたおのれの手を見よ!

それにしても、以前の『フェイク・オブ・ナンキン』の時にも思ったが、こうした映像によるスマートな反論というのは非常に効果が高い。インターネットの発展は、こうしてブログ以外にも、世界と戦える手段を万人に与えてくれた。

(櫻木)