時事問題

4344013336福田首相の退陣劇を受けて、総裁選に名乗りを上げたのは総勢5名という大レースになったが、今のところ最も本命視されているのは麻生太郎だろう。

歯に衣着せぬ発言でも知られ、マスコミが「問題発言」韓国は「妄言」と批判するが、例えば「創氏改名は朝鮮人が望んだこと」などは、歴史的な事実の一側面であり、今後とも意見発信を控えるようなことを考えずにやってほしいと思う。


また、その韓国紙が「麻生が首相になれば日韓関係が悪くなる」と報じているのも心強い。韓国が言う「良い韓日関係」というのは、「韓国があれこれと言いがかりをつけると、それを日本が全て認めて唯々諾々と従い、頭を下げて金を払う状態」のことだからである。「かの法則」を持ち出すまでもなく、韓国とは一定の距離を置きつつ、日本海を冷えた海峡にしておくのが望ましい。

福田前総理は、「アジア重視」と言いつつ、特定アジア3兄弟のみをただひたすら重視する、植民地の執政官のような首相だったが、麻生総理になれば、ちゃんと日本の立場を護ってくれそうだ。韓国が「極右」とまで呼んで警戒しているのが何よりの証拠である。この際、ビザ無し渡航や国籍取得の容易化などの、日本朝鮮化計画も、根本的に見直してほしい。

ただ、麻生氏にも一抹の不安があることも確かである。東京裁判に対する歴史認識や、「三島返還論」などの領土問題について、ちょっと甘いと言うか、勉強不足のところがあるようだ。

そしてもう一つが日本の疫病神、公明党の問題。福田前総理の唯一よかったところと言えば、公明党、創価学会に嫌われたことだ。しかし、麻生氏は自他共に認める「公明党との太いパイプ」をウリにしているようなところがある。

昨今、自民党が支持を集めきれないのは、公明党との結びつきを嫌悪した保守票、良識層が離れてしまったからではないかと思う。前回選挙で民主党に投票した人の多くも、「民主党を支持」したわけではなくて、「自民党への批判」を示した人が多いと言われている。

今回の福田辞任劇をきっかけとして、自民党と公明党が手を切ることができれば、まさに願ってもないこと、ひょうたんから駒である。
麻生氏が総裁になった暁には、公明党や南北朝鮮とは明確に距離を置いて、日本と地域の安定と繁栄を目指してほしい。

麻生氏の提唱していた「自由と繁栄の弧」というコンセプトは、とても良い。(あれこそ日本が65年前に果たせなかった、夢の共栄圏だろう。)

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(櫻木)