格闘技

久しぶりに、『K-1 MAX』をテレビ観戦したので、雑感を書きたい。この階級はヘビーと違って日本人の層が厚いので、K-1と言えどもなかなか見応えがある。
しかし、良くも悪くもMAXの顔である魔裟斗がいないとちょっと華がないのも確かだ。番組的には小比類巻をエースに仕立て上げたいようだけど、コヒじゃどうにも…。

コヒはなぜダサいのか

ネットでもコヒはおおむね不評で、今日はしばらくコヒがなんでダメなのか考えてみた。

  • 負けたら言い訳をする
  • 勝てば驕る
  • 他の選手に比べて特にストイックなわけでもない
  • 大人になってからやった「根性焼き」が自慢
  • ファイトスタイルがセコい
    • 手数が少なく消極的
    • でもクリンチしながら細かく殴って稼ぐ
    • ゴングが鳴ってから1~2発当てる

要するに一言で言うと、日本男児として潔くない、「士道にもとる」、ということなのであった。
実力はあるのだから、この辺を改善すればもっと応援されるんじゃないかと思った。

大学生ファイターのストイックさ

それに比べて光っていたのは、現役大学生の日菜太(ひなた)。彼女も作らず、4年間キックボクシング一筋に打ち込んだ学生時代とか、ミスターよりよっぽどストイックなのではあるまいか。
現チャンピオンからダウンを奪って判定勝ちする健闘を見せた、これからが楽しみな選手。

自演乙の健闘

あとはアニオタ期待の星、長島☆自演乙☆雄一郎。バックグラウンドが日本拳法ということで、実に思い切りの良い打撃勝負をする選手。日本拳法の直突きは、モーションが小さくて縦拳なので、ボクシングに慣れている選手には相当交わしづらいようだ。ここまで11戦8KOと、驚異のKO率。こちらもまだ24歳と若いので、今後にも期待大である。

ただ、トレードマークのコスプレとか入場のセレモニーとかは、正直よく分からんです。最近のアニメがわからん、というだけでなくて、らき☆すたとか「マクロスF」のランカ・リーとか、こういう、男が女の子キャラのコスプレをするっていうのがまたよく分からんのです。女装趣味の変形なのだろうか? 普通に男性キャラのかっこいいコスプレでキメてくれればいいんじゃないかと思うんだけど。

あー、でもそうすると「何あれ、カッコイイと思ってやってんの。さむー」みたいな、より痛々しい感じになってしまうのかな。初音ミクとかだと、道化として振る舞うことができる。あと、どんな男性キャラが適切なのかわからない。

(櫻木)