16日から確定申告がスタートしましたね。ご自分で申告される皆様、ごくろうさまです。サラリーマンの皆さんも、年間で10万円以上医療費がかかっていたら申告するといいみたいですよ。
まあ、あえて申告せずに、国庫を潤すという選択肢も優良納税者としていいかもしれませんが、せっかく納める我々の血税を、使う側がしっかりしてくれないと困りますね。ちゃんと予算を決めて有効な使い方をしてくれないと。
「鳩山イニシアチブ」とか言って海外にジャブジャブばらまいたり、やくざな連中に生活保護を配ったりするんだったら、スーパーコンピュータで世界一を目指してくれた方がマシってなもんです。
さて、ここで故人献金、ママからお小遣い12億円6千万円の無申告でおなじみ、『平成の脱税王』こと鳩山首相が、こんな寝言をほざいています。
鳩山由紀夫首相は15日夜、16日から平成21年分の所得税の確定申告がスタートするにあたり、「当然税金を払っていただき、そのことで国民の皆さんのお暮らしを守る政治をつくり上げていく。この国をさらによい国にしていくために税金をお支払いいただきたい」と述べ、国民に納税を呼びかけた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は母親から7年間で約12億円6千万円の資金提供を受けながら申告していなかった
“無申告”首相「よい国のためぜひ納税を」 16日から確定申告 – MSN産経ニュース
おまえが言うな
こんなに力一杯このセリフを言いたい気分になったのは初めてです。
これって例えば、先だって捕まった韓国人牧師が「性犯罪はいけませんよ」とか、押尾学が「クスリはよくない」とか説教するようなもんですよね。
この鳩山脱税王閣下は、昨年末はこんな発言もカマしておられました。
ブルネイ国王に対し、
「ブルネイには税金がないと聞いた。
日本人もブルネイに移住したがるだろう。」
ここにこの男の本音がまさに現れています。
自分では働いたこともない、生まれたときから裕福なうちでヌクヌクと何不自由なく暮らし、そのくせ公共の福祉のために税金を払うことは「もったいない」「損だ」「できれば払いたくない」「というか払わないでおこう」と思ってしまう。それが鳩山脱税王です。
首相という責務にある人が自ら率先して脱税をし、そのくせ国民には「ちゃんと税金を払うように」と諭す。日本は封建制以前の状態に戻ってしまったようです。
(櫻木)
税金を払われてるか監視する所「お役所仕事な」税務署
税金を正しく配分する所「原価を知らない」財務省
この二つがあるのに何故に
税金が正しく使われてるかを監査する所が無いのだろうか?
かつては、報道機関にはそうした役割も期待されていたんでしょうけど、すでに機能不全に陥ったかに見えますね。