かつて私は、自民党時代末期の福田「お友達」総理を批判していた。民主党の鳩山ルーピー総理には、戦後最悪の総理だと絶望していた。
しかし、まさかそれ以上に最低な気分を味わうときがくるとは、思っていなかった…。
本日夕方、お笑い芸人のルーピー鳩山と会談した菅総理は、「支持率1%でも辞めない」と語った。“引き続き政権運営に全力を挙げる決意を示した”とのことだが…。
現在、菅総理の支持率はうなぎ下がりで20%台にまで低下している。その人たちも「代わりに誰かいるわけでもないし」「首相がころころ変わるのは良くない」といった消極的な理由で支持しているものと思われる。
民意によって選ばれた代議士が、その支持を失ったら、辞めるのが筋だろう。かつて、政府の支持率が少しでも低下すれば「解散して民意を問うべきだ」と言っていたのは一体どこの野党だったか。
いや、こんな連中に「筋」なんて問うてみてもしかたないのかもしれない…。
菅直人の功績は?
そもそも、就任以来菅総理が一体何事をなしえたか?
まず日韓併合100周年の謝罪談話という誤解と偏見に基づく談話を発表し、日本の歴史を冒涜し、未来に負債を負わせた。尖閣諸島問題で右往左往し、仙石にすべての実験を握られ、朝鮮学校を無償化するなどと世迷言を言ったかと思いきや、北朝鮮が韓国を砲撃したから中止する、とした。それだけだ。驚くくらいに、なんら有益なことをしていない。
かつて、日露戦争でロシア海軍を打ち破り、日本の近代国家への成長に大きく寄与した名参謀、秋山真之は
「自分が一日怠れば、日本が一日遅れる」
と語ったという。
物凄い自負と責任感に裏打ちされた言葉だ。そして秋山真之は確かにそれだけの仕事をやってのけた。
そして今、菅内閣を見ていると強くこう思う。この連中が権力の座に1日でも長く居座れば、それだけ日本の回復が遅れる。
菅首相「支持率1%でも辞めない」=鳩山氏と会談 時事通信 11月27日(土)16時10分配信 菅直人首相は27日、都内の中国料理店で民主党の鳩山由紀夫前首相と昼食を共にしながら約1時間半会談した。首相は内閣支持率の急落に関し「(支持率が)1%になっても辞めない」と述べ、引き続き政権運営に全力を挙げる決意を示した。鳩山氏は挙党態勢構築の必要性を強調した。 会談は、首相の呼び掛けで実現した。仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議が可決されるなど、菅政権を取り巻く環境は厳しさを増している。このため首相は、自身と距離を置く小沢一郎元代表にもパイプを持つ鳩山氏に対し、政権運営への協力を求めたとみられる。菅首相「支持率1%でも辞めない」=鳩山氏と会談 (時事通信) – Yahoo!ニュース
存在するだけで無駄遣い
また、見逃せないのはこの記事の後半。
首相はまた、2022年サッカーワールドカップ(W杯)の日本招致に向け、スイス・チューリヒで12月に開かれる国際サッカー連盟(FIFA)の最終プレゼンテーションに出席するよう要請した。 ただ、首相が「政府専用機を用意する」と述べたのに対し、鳩山氏は「あまり期待しないでほしい」と消極的な姿勢を示し、逆に「あなたが出席したらいい」と指摘した。首相は北朝鮮による韓国砲撃を受け、28日から米韓合同軍事演習が始まることを挙げ、出席は困難との考えを示した。
菅首相「支持率1%でも辞めない」=鳩山氏と会談 (時事通信) – Yahoo!ニュース
世界でバカにされている詐話師ルーピー鳩山がジュネーブでスピーチをして、日本W杯誘致に1ミリでも効果があろうはずもない。
政府専用機をチャーターしてスイスまで行くのに、往復で一体いくらかかると思っているんだ? その金はどこから出るんだ? それで日本国に一体どんなメリットがあるのか?
まさに歩くごく潰し。存在するだけで無駄遣いの面々である。
頼むから、朝鮮高校援助もスイス行きも、お前らが自分の金で勝手にやってくれ。
(櫻木)
「支持率1%になっても辞めない」国民を愚弄する菅直人 | 朱雀式 http://tinyurl.com/2al8jz5
「支持率1%になっても辞めない」という発言は民主主義の理念を本当に理解しているのかということ以前に人間としての常識を疑ってしまいます。
ところで検索でこのサイトにたどり着きましたが、文章が非常に論旨性の強いもので、感情的になりがちなインターネットというメディアの枠の中でこのようなサイトの存在は非常に貴重だと思います。これからすべての記事をじっくりと拝読させていただきたいと思います。
今年最後のコメント、非常に嬉しい内容でありがたく受け止めております。
感情と論理のバランスは常に気をつけているところです。
感情の垂れ流しでは見苦しくなりますし、論理一辺倒ではつまらなくなりますからね。
来年もご期待に添えるよう、更新して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!
貴族化現象、国民を無視。今度からは、選挙前に、政治家にどれだけ相応しい能力があるのかを測る、一種の共通一次試験が必要だろう。この試験結果を、選挙前に広く国民に公開するべき。菅首相なら、外交と経済が分からない素人政治家である事が選挙前に明らかとなる事だろう。それでも国民が選ぶかどうか?については従来からある選挙(共通二次試験)で恐らく淘汰される。一旦選んでしまうと「支持率が1%になっても辞めません。」という事だから、このように予めふるいに掛ける必要があると思う。
物を知らない、国民のことをを考える能力も気力もない、では政治家失格ですからね。
同時に私は、投票する国民の方にも資格試験があった方がいいのではないかと思います。一般普通選挙は衆愚政治への一里塚です。