教育問題

当たり前のことを言える大人が減った

当たり前のことを、正しく言える大人が少なくなった。間違ったことを声高に叫ぶ連中ばかりの世の中で、ひっそりと正論を囁くしかできないのが今の世の中だ。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズンだ。

そんな中、「日教組は日本のガン」発言で、職を賭して問題提起をした中山元国交相は、まさに正しいことをちゃんと言える大人だった。

そして、連日その言動がメディアを通して伝えられる麻生総理、橋下大阪府知事、彼らもまた真っ当な直言居士である。しかしメディアは、彼らの正論を、あたかも「失言」「暴論」であるかのようにフィルタリングや、恣意的なトリミング、見出し付けなどによって印象操作しようとする。

中山発言は正しい

今回の橋下知事の一連の発言も、何らおかしなことを言っておらず、「拍手喝采」が起きたことからも、大多数の「沈黙せる多数派」に支持されていることが伺える。

大阪府立大(堺市)のホールで行われた「大阪の教育を考える 府民討論会」。橋下知事は、参加者の質問や意見に対して「必ず子供たちの学力を上げる」と持論を展開していた。そこに飛んできたのは教育関係者とみられる一部来場者からのヤジ

すぐさま戦闘モードに切り替わった知事はヤジった来場者を一喝した。「まず黙りなさい。保護者に聞こえない。いい大人なんだから」

日教組組合員を名乗る質問者の1人は中山発言を「なかなか本質をついている」と擁護した知事に真意を問いただし、その上で「くそ教育委員会」など“橋下語録”を列挙。「知事の暴言こそルール違反」とかみついた。

会場からは「質問に答えろ」などと激しい怒号が。これに知事は完全にヒートアップ。「子供たちをこのような先生方に任せてられない。中山成彬氏の発言こそまさに正しい。安心して預けるわけにいかないんです。みなさん、これが学校の現場の現状ですよ! 地域でちゃんと学校をコントロールしてください」

さらに「どこの会社に社長の命令を聞かない部下がいますか。9割は一生懸命やってる先生がいる」と指摘。すると反発の罵声(ばせい)をかき消すような拍手も巻き起こり、会場は異様な雰囲気に包まれた。「地域や家庭が学校に入っていって、1割のどうしようもない先生を排除していってください!」

橋下知事は「(教職員が)ちょっとしかって頭をゴツンとしようものなら(保護者が)体罰だと叫ぶ。口で言って聞かなければ、手を出さなきゃしょうがない。あとはどこまで認めるか、コンセンサスを形成することが大事」と続けた。

討論会後、知事は「すごいよかった。府民の生の声を聞け、自分のメッセージもストレートに出せた。自己満足かもしれませんが」と満足げ。会場の反応について「賛否両論でしょ。すべて反対されてるわけじゃない。そうであれば自分の思った通り進めます。そのために知事になったようなもんだから」と“おれ流”で教育力向上プランを推し進めると断言した。
橋下知事もはや恒例の過激発言「中山前国交相は正しい」:社会:スポーツ報知

「野次」「怒号」を飛ばしたのは「一部の教職員」だ。こんなところまで来て「野次」を飛ばすようなところからして社会性の欠如を疑わせる、日教組系の問題教師である。

アサヒの記事は、もっと露骨に橋下知事を悪者扱いしようとしている。「朝日新聞のような大人が増えれば日本は駄目になる」の仕返しか。(しかしこれも凄い正論だったね)

大阪府の橋下徹知事は26日、堺市で開かれた「大阪の教育を考える府民討論会」(府、府教委主催)に出席、学力向上のための緊急対策に盛り込んだ反復学習の実施に理解を求めた。一方、「口で言って聞かないと手を出さないとしょうがない」と体罰を容認する発言をした。
asahi.com:橋下知事「手を出さないとしょうがない」 体罰容認発言 – 政治

体罰をどう扱うか

しかし僕はこの「体罰容認」については、何ともいえない難しさを感じる。
家庭でまったくしつけを受けていないから、動物同然の社会性のまま小学校に上がり、教師の言うことをろくに聞かず、注意されれば反抗したり、教師の足を蹴ったりする。そんな糞餓鬼にゲンコやビンタの一つもくれてやるのは、ある種 大人の責任、教師の責務でもある。

だが、餓鬼が餓鬼なら親も親、教師も教師で、今の教師は前述したような日教組の問題教師や、戦後教育どっぷりで育ったサラリーマン教師、隠れサヨクのキレる50代・全共闘・団塊世代で構成されているので、まともに子供を叱れないのだ。

そうなると、たまに感情を爆発させて、体罰とはとても形容できない暴行を児童に加え、「やはり体罰など論外だ」ということになってしまう。(例:先生「なぜ給食が床に落ちてる?」 男児「給食中喋っちゃいけないんでしょ?先生おかしい」→暴行

やはり以前書いたように、教師には「ビンタ検定」を義務付けるべきだろう。まずは教師がビンタし、されることから学び直すのだ。

教師は年に1回ビンタ講習を受けよ-朱雀式

(櫻木)